オガワ タクミ   Ogawa Takumi
  小川 匠
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 クラウンブリッジ補綴学
   鶴見大学  歯学部
   鶴見大学  歯学部 歯学科 歯科医学教育学
   職種   教授
論文種別 【査読あり】 研究論文(学術雑誌)
言語種別 英語
査読の有無 査読あり
表題 Relationship between the mandibular movements and deformation of the Coronoid process and the Condyle
掲載誌名 正式名:日本口腔リハビリテーション学会雑誌
ISSNコード:21862052
出版社 日本口腔リハビリテーション学会
巻・号・頁 29(1),pp.35-40
著者・共著者 Hirai Shinya,Shigemoto Shuji,Shigeta Yuko,Kamei Shu,Ogawa Takumi,Ando Eriko,Hirabayashi Rio,Ikawa Tomoko,Matsuka Yoshizo
発行年月 2016/12
概要 症例は36歳女性で、2001年4月に開口制限のため来院した。初回来院時の最大開口は無痛時で25mm、有痛時で27mm、強制時で30mmであり、開口時には左顎関節(TMJ)痛を主訴とした。左TMJの減少を伴わないディスク変位と診断し、2001年6月にTMJ関節穿刺とポンピング法による治療を行ったが症状が軽減されなかったため、CT撮影を行った。その結果、3次元画像再構成から、拡張した筋突起と拡大した下顎切痕が左側に観察された。また、ソフトウエアを用いた下顎運動の4次元解析を行い、TMJ疾患の兆候や症状のない26歳女性と本例を比較し、顎運動とTMJ構造との関連性について調べたところ、解析結果から、咀嚼筋の異常活動とそれに伴う下顎運動変化による片側性骨顆変形が示唆された。