モトキ アキヒロ
Motoki Akihiro
元木 章博 所属 鶴見大学 文学部 ドキュメンテーション学科 鶴見大学 文学部 文学研究科ドキュメンテーション専攻 職種 教授 |
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論文種別 | 【査読あり】 研究論文(学術雑誌) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 鏡像関係の理解に向けた点字学習支援システムの開発と評価 |
掲載誌名 | 正式名:日本教育情報学会誌「教育情報研究」 ISSNコード:09126732 |
巻・号・頁 | 31(3),31-39頁 |
著者・共著者 | 元木章博 |
発行年月 | 2016/03 |
概要 | 【本研究はJSPS科研費 JP25590290 (代表者: 元木章博)の助成を受けたものです。】本論は,視覚障害者等の支援者として図書館司書や福祉職に就く学習者へ,鏡像関係の理解に向けた点字学習支援システムを開発し,授業履修者の学習活動について評価することを目的とする.本システムでの学習における総解答回数を元に学習者をグループ化した結果から,書き点字問題に臨んだ学習者の方が,平均順位が高く,確認テストの平均点においても高い傾向が認められた.確認テストの結果,学習者30名のうち,昨年度同様「点字を1マスずつ回転させる誤答」をした学習者が1名,「点字を文字列全体で回転させているが左詰めとした誤答」をした学習者が5名,計6名(20.0%)が不適切な理解をしていた.新たに誤答2が5名(16.7%)現われた.授業での解説が誤答1の対策として「点字全体をまとめて回転すること」を強調してしまい,書き点字の右詰めに関する解説が疎かになったことが示唆された. |
PermalinkURL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsei/31/3/31_31/_article/-char/ja/ |