ヤマモト リュウジ   Yamamoto Ryuji
  山本 竜司
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 分子生化学
   職種   講師
研究期間 2014/04~2017/03
研究課題 象牙質シアロリンタンパク質を用いた歯周組織再生型インプラント開発への基礎研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 26462982
キーワード タンパク質, 生理活性物質, 遺伝子, 象牙芽細胞, 再生, 歯髄, 歯, 象牙質
代表者 山越 康雄
概要 象牙質中の非コラーゲン性タンパク質のうち、最も多く見出される象牙質シアロリンタンパク質(DSPP)を構成する象牙質シアロタンパク質(DSP)と象牙質リンタンパク質(DPP)の生理活性作用について調べたところ、両者自身には生理活性作用はなく、象牙質に含まれるトランスフォーミング成長因子ベータ(TGF-β1)と結合することでその活性を維持することが判明した。また歯髄組織にはDPPが存在しておらず、その理由として歯髄組織にはDSPのみを、象牙芽細胞にはDSPP全長体をコードするスプライスバリアントの違いで生じていた。以上より、DSPP全長体が象牙芽細胞分化マーカーとして有用であることが考えられた。