ハマダ ヨシキ   Hamada Yoshiki
  濱田 良樹
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 口腔顎顔面外科学
   職種   教授
研究期間 2011~2013
研究課題 口腔粘膜疾患の癌化に関わる病態形成および獲得免疫機構の解明
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
科研費研究課題番号 23792391
キーワード ErbB family gene, 口腔粘膜, 癌幹細胞, 癌化, 口腔白板症, 口腔扁平苔癬, 白板症, 口腔粘膜疾患
代表者 熊谷 賢一
概要 口腔粘膜疾患におけるEGFRシグナル伝達をmRNAおよび蛋白レベルでの発現解析を行った結果、白板症ではErbB4が正常口腔粘膜と比較して有意に高発現しており,さらに上皮異型性と相関していることが明らかとなった. さらに白板症ではErbB1-3の共発現を伴っていることが明らかとなった. ErB4の過剰発現は口腔扁平上皮癌ではすでに報告されているが,前癌病変での発現解析の報告は本研究が最初であり,EGFRシグナル伝達が口腔前癌病変の病態形成に伴って発現していることから、癌化メカニズムに直接関与する可能性が示唆される結果となった.