ニフジ アキラ   Nifuji Akira
  二藤 彰
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 薬理学
   職種   教授
研究期間 2016/04~2019/03
研究課題 腱組織形成時におけるヒストンメチル化酵素G9aの役割
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 16K11797
キーワード 腱組織, 腱細胞分化, エピジェネティクス, 発生, ヒストンメチル化酵素, ヒストンメチル化
代表分担区分 研究分担者
代表者 和田 悟史
概要 腱組織形成時におけるヒストンメチル化酵素であるG9aの機能を調べるために、G9a conditional ノックアウト(cKO)マウスの解析を行った。G9a cKOマウスの腱組織はコントロールマウスと比較して形成不全を示した。免疫染色よりG9a cKOマウスの腱組織で1型コラーゲンの発現の減少が認められた。また、コントロールマウスと比較してG9a cKOマウスで増殖能が低下していることを確認した。 これらの結果より、G9aが生体においても腱組織の発生過程で正常な増殖と分化において必須である可能性が示唆された。