ナカヤマ リョウコ   Nakayama Ryoko
  中山 亮子
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 病理学
   職種   助教
研究期間 2016/04~2019/03
研究課題 加齢に伴うヘルペスウイルス関連疾患の成立機序とその制御に関する検討
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 16K01830
概要 Epstein-Barr virus(EBV)は成人の9割以上が潜伏感染しているが、その再活性化は各種の自己免疫疾患や慢性疲労の発症に関与していることが推測されている。本課題では、EBVの再活性化の指標となるウイルス遺伝子BZLF1のプロモーター領域の下流にルシフェラーゼの遺伝子を連結させたpZp-552-Lucというプラスミドをマウスへ遺伝子導入してEBVの再活性化を評価できるモデルマウスの作出に成功した。さらに唾液腺上皮細胞HSGにpZp-552-Lucを遺伝子導入し、ポリフェノール類によるEBV再活性化の抑制効果を検討し、レスベラトロールが顕著にEBVの再活性化を抑制する事を確認できた。