カワハラ ヒロシ
Kawahara Hiroshi
河原 博 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 歯科麻酔学 職種 教授 |
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研究期間 | 1993 |
研究課題 | ストレスによる脳内モノアミン神経系活動の変動とベンゾジアゼピン系薬の作用機構 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 一般研究(C) |
科研費研究課題番号 | 05671682 |
キーワード | 神経伝達物質, ミダゾラム, ベンゾジアゼピン, 大脳皮質内側前頭前野, マイクロダイアリシス, 扁桃体外側基底核, ストレス, モノアミン |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 西 正勝 |
概要 | 2.midazolam静脈内投与によってBLAの5-HT,NA細胞外量は0.1mg/kgではともに有意の変動を示さず,0.3mg/kgで有意に減少する.3.Psychologiocal stressあるいはConditioned fear負荷直前に.midazolam 0.1mg/kgを静脈内投与すると,Psychologiocal stressあるいはConditioned fearによる5-HTとNA細胞外量の増加は抑制される.以上の研究結果を得た.これらの知見から,ストレス時にBLAやPFCなどの特定の脳部位のモノアミン神経活動が亢進し,ベンゾジアゼピン系薬(midazolam)はこれらの脳部位でのモノアミン神経活動の亢進を抑制して抗不安作用などの中枢神経系作用を発現することが示唆された. |