ニフジ アキラ
Nifuji Akira
二藤 彰 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 薬理学 職種 教授 |
|
研究期間 | 2018/04~2021/03 |
研究課題 | 細胞凝集形成を介した間葉系幹細胞分化開始メカニズムの解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 18K09515 |
キーワード | 骨格組織, 間葉系幹細胞, 細胞凝集, 転写因子, 細胞分化, 遺伝子発現, タンパク発現 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 二藤 彰 |
概要 | 硬組織分化は細胞凝集から始まる。多分化能を持つ間葉系細胞(C1、F1G5, 10T1/2)を用い、どの細胞においても細胞密度の増加とともに分化系譜特異的な分子の発現が上昇することを観察した。細胞周期G0期ないしG1期早期特異的なプローブを用い1細胞レベルでの増殖と分化の関係を調べたところ、分化初期では必ずしもプローブ陽性と分化シグナルは重ならないが、分化が進むにつれて重なるようになる。増殖と分化は分化初期には背反ではないことが示された。つまり細胞接触が必ずしも分化を起こすのではなく、凝集塊形成による更なる分化促進シグナルによって分化が進む可能性が示唆された。 |