ニフジ アキラ
Nifuji Akira
二藤 彰 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 薬理学 職種 教授 |
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研究期間 | 2015/04~2019/03 |
研究課題 | 頭蓋顔面領域の硬組織形成に関わる多能性幹細胞系譜の解析 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 15K11027 |
キーワード | 骨芽細胞, 骨形成, 転写因子, 破骨細胞 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 中島 和久 |
概要 | 以下の3つの研究を行った。 1)Annexina5による骨筋結合部形成機構の解明:頭蓋骨と長管骨の靭帯・腱結合部は軟骨組織、骨組織が層状に重なる組織enthesisを形作る。Anxa5機能欠損マウスではenthesisの増大が認められた。2)Osterix(Osx)の転写活性化に関与する制御因子の解明:Sirt7が骨芽細胞分化に必須の転写因子Osxの活性化に関与することが判明した。この活性化はOsterix分子の化学修飾を介して行われていた。3)破骨細胞の骨吸収を担当する多核細胞である。破骨細胞の前駆細胞にアデノウイルスでタンパク質を強制発現すると、前駆細胞の融合が阻害することが判明した。 |