アベ ケイコ   Abe Keiko
  阿部 佳子
   所属   鶴見大学  歯学部 歯学科 歯科麻酔学
   職種   准教授
研究期間 2018/04~2021/03
研究課題 精神疾患への静脈内鎮静法の安全性の検証と新たな歯科治療ストレス軽減法の開発
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 18K09756
キーワード 脳内神経系, 抗不安薬, 認知症, 精神鎮静法, ベンゾジアゼピン, 鎮静薬, うつ病, マイクロダイアリシス, 静脈内鎮静法, ストレス
代表者 河原 博
概要 歯科治療ストレスを軽減する方法として現在広く用いられている静脈内鎮静法を、うつ病患者に対して応用する事が妥当性か否か、うつ病モデルラットを用いて高次脳機能の観点から検討した。その結果、静脈内鎮静法薬であるミダゾラム、デクスメデトミジンともに、うつ病モデルラットと健常ラットの、ストレスの認知・認識、不安や恐怖などの情動発現、情動記憶の形成に対して同様の作用を持つことが明らかとなった。 また、歯科治療ストレスを軽減させる新規候補薬として脳ストレスホルモン受容体拮抗薬CP376395についても同様の作用があることを明らかとした。