ニフジ アキラ
Nifuji Akira
二藤 彰 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 薬理学 職種 教授 |
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研究期間 | 2012/04~2015/03 |
研究課題 | 抗炎症、骨量増加作用を併せ持つTNF拮抗薬開発と歯周疾患への応用 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 24390413 |
キーワード | 骨芽細胞, BMP, 骨形成, ペプチドアンタゴニスト, 炎症性疾患, TNF, 硬組織, 抗炎症, 骨吸収, 歯周病, DDS, TNF拮抗薬, 骨吸収阻害薬, ナノゲル, 破骨細胞, 骨形成促進, ペプチド薬 |
代表分担区分 | 連携研究者 |
代表者 | 大谷 啓一 |
連携研究者 | 二藤 彰 |
概要 | 歯科領域の代表的な疾患である歯周病により起こる炎症は顎骨吸収を引き起こし,最終的に歯牙の喪失をきたし、咀嚼機能の減退を招く.そこで歯周疾患を治療・予防できる薬物療法の開発を目指して、TNFとTNF受容体の結合を阻害する環状ペプチドW9に注目して検討を行った。W9ペプチドは破骨細胞の増殖・分化因子であるRANK/RANKLとの結合も阻害して骨吸収抑制作用を示した。さらに、W9ペプチドの効果を詳細に検討したところ骨形成促進作用を併せ持つことが明らかになった。W9ペプチドのDDSシステムの検討により、本ペプチドが歯周病のような炎症性骨吸収を病態とする疾患への治療薬として有用である可能性が示された。 |