ナカヤマ リョウコ
Nakayama Ryoko
中山 亮子 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 病理学 職種 助教 |
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研究期間 | 2017/04~2019/03 |
研究課題 | 高齢者の唾液分泌促進を目指したフィトケミカルの効果の検討 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 17K12066 |
概要 | ドライマウスは、加齢に伴い唾液の分泌量が減少する多因子性の疾患で、本症は誤嚥性肺炎、摂食嚥下困難、味覚異常、感染症、齲蝕・歯周病の発症や重症化、口腔内の疼痛などの誘因となり患者の生活の質を著しく低下させる。本学歯学部附属病院ドライマウス外来を受診した約7,000 名の統計学的解析では1割以下がシェーグレン症候群(Sjogren'ssyndrome:SS)で9割は非SSであった。既存のムスカリン受容体作動薬の対象疾患はSSに限定され、非SSで発症する本症は対症療法による対応であることより、安全で有効に唾液分泌を改善させる「機能性食品因子」(Functional Food Factor:FFF)の研究が切望されている。本症の原因は明らかではないが、中高年に好発することや (Swed Dent J Suppl, 52:3-50, 2007)、病因の一つとして酸化ストレスの関与が示唆されていること(Proc Natl Acad Sci U S A, 95:288-293, 1998)、加えて研究代表者らも重度のドライマウスに酸化ストレスが病態形成に関与していることを報告してきた(Pat |