サトムラ カズヒト
Satomura Kazuhito
里村 一人 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔内科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2013/04~2016/03 |
研究課題 | 幹細胞に依存しないエピジェネティクス制御を利用した新たな組織再生医療の確立 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 25293415 |
キーワード | 機能細胞, 組織再生, エピジェネティクス, 分化転換, 再生医療, 脊髄損傷 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 里村 一人 |
概要 | 再生医療実現のための細胞源として、生体内で最終分化した細胞に対して遺伝子導入を伴わない分化転換により目的とする機能細胞を確保する可能性につき検討した。その結果、特定組成の神経細胞分化誘導因子の存在下に骨芽細胞は神経細胞様細胞形態へと分化転換し、特有のタンパク質を発現することが確認された。さらにこれらの細胞をマウス脊髄損傷モデルに移植したところ、後肢の運動回復が確認でき、組織学的免疫細胞組織学的にも脊髄の機能の回復が認められた。これらのことから、最終分化した細胞でも適切な分化誘導環境におくことで遺伝子導入を伴わない分化転換現象が起こりうること、その細胞は再生医療に有用である可能性が示唆された。 |