ハマダ ヨシキ
Hamada Yoshiki
濱田 良樹 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔顎顔面外科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2013/04~2016/03 |
研究課題 | 骨造成促進のための新規治療法開発に向けた基礎的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 25463157 |
キーワード | 間葉系幹細胞, ポリADP-リボシル化, ポリADP-リボシル化反応, 骨芽細胞, 骨分化, 分化, 骨造成 |
代表者 | 川口 浩司 |
概要 | ポリADP-リボシル化反応は、ポリADP-リボース合成酵素(PARP)によって行われ、細胞内の様々な作用に関与している。PARPの間葉系幹細胞(MSC)の分化への関与も報告があるが、即ちPARP阻害剤のMSCへの副作用の可能性を意味する。本研究ではPARP阻害剤のMSCへの影響を調べた。1 μM PJ34の添加で骨芽細胞への分化が抑制されたが、軟骨や脂肪への分化には影響がなかった。mRNAレベルの骨分化マーカーや転写因子の発現は、PJ34の投与で低下した。よって、PARP阻害剤は骨芽細胞分化を抑制し、ポリADP-リボシル化反応がBMP-2経路を調整することによって関与することが示唆された。 |