サトムラ カズヒト
Satomura Kazuhito
里村 一人 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔内科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2011~2013 |
研究課題 | 凍結切片を利用したiPS細胞の効率的分化誘導法および品質評価法の確立 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23592950 |
キーワード | 分化誘導, iPS細胞, 口腔粘膜由来iPS細胞, 再生医療, 質の保証 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 寺田 知加 |
概要 | 再生医療において、iPS細胞は細胞源として期待されているが、分化誘導法も品質評価法もいまだ確立されていない。そこで本研究では、再生を目指す組織・臓器の凍結切片上でiPS細胞を培養することで簡便な分化誘導法および品質評価法の確立を目指した。マウスの肝臓、脳、脊髄の凍結切片上にて数種のヒト体細胞由来iPS細胞を培養したところ、肝臓凍結切片上培養群では肝細胞関連分子の、脳・脊髄凍結切片上培養群では神経系細胞関連分子の遺伝子およびタンパク質の発現を有意に認めた。またこれらの誘導効率には各種iPS細胞間での差が認められたことから、分化誘導法として有効でありかつ品質評価法にも有効であると考えられる。 |