サトムラ カズヒト
Satomura Kazuhito
里村 一人 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔内科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2011~2013 |
研究課題 | 象牙質の成長線の周期と体内時計の情報伝達分子のメラトニンの分泌リズムとの関係 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23592727 |
キーワード | 成長線, サーカディアンリズム, SEM-EDS, 体内時計, ラマン分光, 遺伝子, 生物時計, 細胞・組織, 歯学, メラトニン, SEM-EDS分析, 象牙質 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 三島 弘幸 |
概要 | 本研究はメラトニンと象牙質における成長線の周期性との関連を解明し、その作用機序を探ることを目的とした。メラトニン投与の低濃度群では濃染層の幅が広がり、淡染層の幅が狭くなっていた。高濃度群では成長線の間の淡染層は認められなかった。低濃度群や高濃度群では象牙前質に石灰化球が数多く観察された。メラトニン投与群では象牙前質中の石灰化球の数と大きさは増加していた。切歯と臼歯の歯冠象牙質の中央部に新しい成長線が観察された。SEM-EDS分析では、CaとP含有量がメラトニン投与群で増加していた。メラトニンが象牙芽細胞の石灰化周期とコラーゲン分泌周期を促進し、成長線の形成機構に影響を及ぼしたと考察される。 |