ハマダ ヨシキ
Hamada Yoshiki
濱田 良樹 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔顎顔面外科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2012/04~2015/03 |
研究課題 | EBウイルス由来小RNA EBERを介した自己免疫応答誘導の可能性の検討 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 24592783 |
キーワード | SSB/La, シェーグレン症候群, EBウイルス, 自己抗体, Epstein-Barr virus, EBER, TLR |
代表者 | 井上 裕子 |
概要 | シェーグレン症候群(SS)は乾燥性角結膜炎や口腔乾燥症などの症状を呈する自己免疫疾患であり、その発症にはEpstein-Barr (EB)ウイルスの再活性化が関与している事が推測されている。今回本研究ではEBウイルス感染細胞が持つnon-coding RNAであるEBERが、ヒト唾液腺上皮細胞において、TLRを介して様々なサイトカインを産生する事を確認した。また、マウスにEBウイルス感染細胞の核抽出液を投与し、自己抗体の発現を増強することを見いだし、さらにin vitroで作成したEBERでは、一般的なTLR3のリガンドであるpoly(I:C)に比べて高い抗体活性が認められた。 |