サトムラ カズヒト
Satomura Kazuhito
里村 一人 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 口腔内科学 職種 教授 |
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研究期間 | 2011~2012 |
研究課題 | ヒト口腔粘膜由来iPS細胞の効率的分化誘導法の確立と分化誘導因子の網羅的解析 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23593003 |
キーワード | 凍結切片, 分化誘導, iPS細胞, 口腔粘膜由来iPS細胞, 切片上培養, 分化誘導法, 再生医療 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 中島 芽生 |
概要 | まず、肝臓組織の再生を目指し、正常肝臓と薬剤性肝炎を誘発したマウスより摘出した肝炎肝臓を用いて凍結切片を作製し、この切片上でiPS細胞を培養した。また、神経組織の再生を目指し、脊髄および脳組織を摘出し、この凍結切片上でもiPS細胞を培養した。この結果、肝臓上で培養したiPS細胞は、肝臓に特異的なmRNAをコントロールと比較して強く発現するようになり、またこれらのタンパク質の発現も増加することを免疫細胞化学的手法により確認した。また、脳および脊髄組織上で培養したiPS細胞では、神経の分化過程で発現するmRNAをコントロールと比較して発現するようになり、それぞれの目的組織・臓器へと分化誘導されていることを確認した。今後これらの条件での培養液と切片を網羅的に解析することにより、分化誘導の条件の検索を行っていく予定である。 |