ナカヤマ リョウコ
Nakayama Ryoko
中山 亮子 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 病理学 職種 助教 |
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研究期間 | 2022/04~2025/03 |
研究課題 | 老化細胞除去薬によるSjogren症候群の新規治療戦略 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 22K09936 |
キーワード | シェーグレン症候群, 老化細胞, 老化細胞除去薬, SASP因子, p16INK4a |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 尾曲 大輔 |
概要 | シェーグレン症候群(SS)は免疫のバランスが崩れることで、唾液腺や涙腺に炎症が生じてドライマウスやドライアイなどの症状を示す自己免疫疾患であるが、その発症機序は不明で症状を和らげる治療が主流である。一方、近年では持続的な(慢性)炎症性疾患の発症に老化した細胞(老化細胞)の関与が示されている。老化細胞の増加やその分泌物によって慢性炎症の長期化と自己組織を攻撃する白血球の活性化が起こり、自己免疫疾患を引き起こすと考えられている。本研究では、SSの成立機序における老化細胞の関与を検討し、老化細胞の除去薬による病状改善の可能性について解析する。 |