フナヤマ ヒロミ
Funayama Hiromi
船山 ひろみ 所属 鶴見大学 歯学部 歯学科 小児歯科学 職種 講師 |
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研究期間 | 2004~2005 |
研究課題 | 細胞内レセプターNOD系分子を介する自然免疫応答と歯周病 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 16390519 |
概要 | 侵襲微生物に特有の構造をパターン認識して生体防御に当たるToll-like receptor(TLR)系を中心とする自然免疫系が注目されている。一方、細胞内のNOD系分子は細菌のペプチドグリカン(PGN)を認識する。実際の細菌感染の場では、宿主細胞はTLR系とNOD系の両方を介して細菌を認識して自然免疫応答を営むものと考えられる。報告者らは、口腔粘膜の自然免疫応答の動態を探る目的で、各種細胞のTLRならびにNOD応答を検討した。実験に当たっては、微量活性成分の混入を避けるために、標品は全て化学合成した純品を供試した。すなわち、細菌性リポペプチドPam3CSSNA(TLR2リガンド)、大腸菌型リピドALA-15-PP(TLR4)、細菌性CpG DNA(TLR9)、MDP(NOD2)、iE-DAP(NOD1)を供試した。先ず、ヒト単球系THP-1細胞をTLRアゴニストとNOD1ないしNOD2アゴニストで共刺激すると相乗的に炎症性サイトカインを誘導することを証明した。ついで、ヒト樹状細胞に対しても、これらの組み合わせで、相乗的なTh1応答が誘導されることを明 |