教員情報 - 加川　順治 | 鶴見大学

（最終更新日 : 2023-02-22 21:46:21）

カガワ　ジュンジ Kagawa Junji
加川　順治

所属

鶴見大学文学部英語英米文学科

鶴見大学・鶴見大学短期大学部　学長・副学長学長・副学長副学長

職種教授

学内役職・委員
1.	2019/04/01 ～ 2020/03/31	鶴見大学副学長

所属学会
1.	2002/10 ～	日本比較文学会
2.	1995/03 ～	日本フランス語フランス文学会

現在の専門分野
ヨーロッパ文学, ヨーロッパ文学キーワード(生・死・愛の悲劇的感情)

著書・論文歴
1.	著書	近代フランス・イタリアにおける悪の認識と愛「比較文化研究ブックレット」 №.3,79 (単著) 2005/03
2.	著書	フランスの古典を読みなおす（安心を求めないことの豊かさ）「比較文化研究ブックレット」 №8,130 (単著) 2010/03
3.	論文	L'evolution d'<A la recherche du temps perdu> autour du souci d'autrui (他者の問題をめぐる『失われた時を求めて』の変容)：博士論文 *,720 1995/10
4.	論文	プルーストの独我論的美学のゆらぎーー”ユディメニルの３本の樹”のエピソードをめぐって日本フランス語フランス文学会『フランス語フランス文学研究』 (第69号),13-24頁 1996/10
5.	論文	Les fluctuations de <la Prisonniere> autour de la question d'autrui 日本フランス語フランス文学会『フランス語フランス文学研究』 (第70号),136-149頁 1997/03
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学会発表
1.	1995/10	プルーストと他者の問題―－『囚われの女』をめぐって (日本フランス語フランス文学会)
2.	1996/06	プルーストの独我論的美学のゆらぎ；”ユディメニルの３本の樹”のエピソードをめぐって (日本フランス語フランス文学会)
3.	2002/10	日本とフランスにおける人間の自然と”理”；江戸儒学とモンテーニュ (日本比較文学会東京大会)

研究課題・受託研究・科研費
1.		etude sur l'humanisme dans les litteratures modernes francaise, italienne et espagnole
2.		近現代フランス・イタリア・スペインにおける人間観の研究

教育上の能力

●教育方法の実践例

1.		教養演習、フランス語Ⅰ，Ⅱ，Ⅲ，Ⅳ、外国文学Ⅳ、地域文化研究Ⅲ、キャリアスキル演習Ⅳ、比較文化研究A、国際文化研究B、ヨーロッパ文学・文化研究（院）

●その他教育活動上特記すべき事項

1.		就職対策委員長として数年間、その後も就職対策委員として、学生の就職支援システムの拡充、個人面談による学生指導など、努力を続けている。

researchmap会員ID
1000226726

プロフィール

大学院における研究指導担当資格
研究指導・担当資格：無

受験生のみなさんへ
文学部は、古今東西の様々な文化のあらゆる諸産物を対象に、そこに刻まれた人間の多様な声を、心で直接聴くために、いろいろと繊細な試みをするところです。私達の日本現代の狭く閉ざされた心を解放し、より人間的でやわらかな感性を回復し、広く深い視野を獲得しようではありませんか。こうした地道な努力は、回り道のようでも就職活動に直結する、企業が求めるコミュニケーション能力を育てる王道でもあるのです（発信力も傾聴力も、意見・立場・価値観の違いを理解し尊重できる柔軟性なしには伸ばしようがないですから）。

こんな研究しています
フランス・イタリア・スペインにおける生の悲劇的肯定（生への実にややこしく濃く繊細な愛）が研究テーマ。現在、ロルカ、アレイクサンドレ、ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ、など、スペインのもっとも濃密な血の流れる作家の諸全集を耽読中。よりよく生きる勇気を、私たちの希望通りにはできていない現実の直視に汲む、という西欧文化の伝統の最も価値ある成果を、日本語でどう報告・説明すればよいかを考えています。